2025年11月1～5日、東京ミッドタウンで開催されたグッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にて、当社の受賞作品「SAWARIGAMI」を展示いたしました。
　商品、建築、アプリケーション、プロジェクト、サービスなど、多彩なジャンルから選ばれた1,600点以上の2025年度グッドデザイン賞全受賞作が集まった展示会で、テーマである「はじめの一歩から ひろがるデザイン」に相応しい作品の数々が展示されていました。

　当社が受賞した「SAWARIGAMI」は、独自の特殊印刷技術「さわりがみ加工」によってデザインされた、和の伝統紋様と触り心地を融合させた新しい感覚の折り紙です。展示ブースでは、折り紙の「SAWARIGAMI」とご祝儀袋の「SAWARIGAMI iwai」の製品と実際に折った折り紙を設置。来場者が実際に触れていただけるようなブースとなっておりました。
　多くの展示がある中、様々な来場者に見ていただき、中には触れて、写真を撮影する方もおり、とてもうれしく、弊社として製品の反応を見るとても貴重な機会となりました。

　また同時に期間限定で東京ミッドタウンにオープンしていた「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」によるPOP UPストアでも当社の製品を販売していただいておりました。まだまだ店頭に並ぶ機会が少ない商品なので、過去のグッドデザイン受賞商品も含めた名だたる商品と弊社の商品が並んでいる姿を見たときは、非常に誇らしく感じました。。

グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」

　また2025年11月4日には、有明の東京ガーデンシアターにて開催された「2025年度グッドデザイン賞 祝賀会」に、新晃社として参加してまいりました。
　多くの受賞者や関係者が一堂に会する会場では、記念写真が撮れるように大きなパネルが複数設置され、表彰状やトロフィーを持った撮影会が開催されていました。中央には、すべて受賞企業名が記載された巨大パネルもあり、当社の名前を見つけた時には、改めて受賞の喜びを実感しました。

　式典では、審査員によるトークセッション、グッドデザイン・ベスト100の紹介、グッドフォーカス賞、グッドデザイン金賞・大賞など各賞の表彰が行われていました。受賞企業のコメントを聞いていると各社いろいろな思いを持ち、デザインをし、製品開発に取り組んでおり、その結果としてグッドデザイン賞を受賞しているのだと改めて感じました。

　今回の受賞展、祝賀会参加を通じて、私たちは「デザインとは単なる見た目の美しさではなく、課題解決と価値創造の手段である」という原点に立ち返ることができました。今後も、技術と創造性を融合させた製品・サービスの提供を通じて、社会に貢献してまいります。

■グッドデザイン賞とは
　1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

■「SAWARIGAMI」（さわりがみ）
「SAWARIGAMI」は、新晃社が立ち上げた実験ブランド「印刷加工実験室」の製品です。
各製品の詳細は、下記のURLよりご確認下さい。
https://new-print-laboratory.com/product