第2回オープンファクトリー レポート

2025年5月14日、弊社の川口工場にて、お客様を招待して、第2回オープンファクトリーが開催されました。
オープンファクトリーは印刷加工実験室の活動として、通常ではなかなか踏み入れることのできない印刷加工の現場を少しでも身近に感じてもらえるようにと昨年11月に第1回開催され、今回が第2回の開催となりました。
オープンファクトリーでは、工場内でポケットフォルダを題材に印刷工程から仕上げの加工までの工程を各工程のオペレーターが機械の仕組みから、実際の印刷物を用いて機械を動かして説明。ポケットフォルダが出来上がるまでの工程をご案内いたしました。各工程での内容については、各工程のオペレーターが考えております。今回は、前回の経験を活かし、お客様に喜んでいただけるようそれぞれ工夫して、アップグレードした案内になっていました。
お客様も興味津々に各担当の話しに耳を傾け、直接質問を投げかけるなどのやり取りも見られ、普段見ることのない実際の印刷機に上がってみたり、実際に動く機械を見て、感嘆の声が上がったりと貴重な体験に喜んでいる様子がうかがえました。
場内を案内した後は、印刷加工加工実験室で現在行っている活動と印刷加工実験室で作成している印刷サンプル帳「特殊印刷加工図鑑」をお配りし、弊社で取り扱っている特殊印刷・特殊加工の説明しました。
【特殊印刷加工図鑑】は、現在No.01~07まで発行され、特殊印刷・加工の見本としてみて、触って確認できるものになっております。
その後は、最近取り扱いが増えているアクリル製品のサンプル、いろいろな特殊加工が施されたの過去実績や印刷サンプルの展示を見ていただき、その場で個別に質問に応え、時間が許す限りお客様の質問にお答えしていました。過去実績の中には、特殊印刷・特殊加工を複数組み合わせたものもあり、その複雑な表現にお客様も興味津々に質問する姿も見られました。
ご来場いただきましたお客様には、特殊印刷加工図鑑の他にお土産として各工程を見ていただいたポケットフォルダの完成品、リングメモ帳、SAWARIGAMIをお配りして、無時閉幕しました。
後日、お客様より温かい感想をいただきましたのご紹介させていただきます。
参加したお客様の感想
■感想①
実際に機械を見せていただき、また皆様が丁寧にご説明してくださったことで
製造の工程に関する理解がより深まりました。
(普段は入れない工場の中に入れていただき、またメカニックでかっこいい機材が多く
純粋にとっても楽しませていただきました…!)
また想像以上に手で作業をしてくださっている割合が多いことに驚き、
たくさんの皆様のお力で商品が成り立っていることを実感いたしました。
いつも本当にありがとうございます。
■感想②
印刷や加工の機械を拝見し、改めて印刷物への理解が深まりました。
オペレーターの方に細かい説明をいただき、解かりやすくとても参考になりました。
■感想③
貴重な機会を設けていただき、ありがとうございました。
様々な工程を見せていただいたおかげで、相談事や見積りのポイントをリアルに感じることができました。
新晃社 様のモノ作りの姿勢にも触れることができ、ご教示いただきながらお仕事をご一緒できればと思っております
■感想④
みなさまの説明と実践がわかりやすく、
擬似エンボス、色作り、ベルベットPPにスジ入れまで、たくさんの技術を間近で拝見して夢中になってしまいました。
デザインのアイデアも広がります。
熟練の技術での調整と、厳密な精査を経ているからこそ魅力的な印刷に仕上がっているのだ、と改めて感じさせられました。
次回オープンファクトリーは、2025年冬ごろの開催を予定しております。
オープンファクトリーの様子











